連続・バッチ外熱式ロータリーキルン
本製品の担当窓口 機械システム事業部
概要
高温処理、雰囲気制御など、 本機は熱源に電気、重油、ガスを使用した間接加熱式のロータリーキルンです。胴体に正六角形断面を採用しているため、原料層の"スベリ"が少なく滞留時間がシャープになります。またφ3,000の大型機の製作実績を有します。 |
特長
胴体形状に正六角形を採用 円筒形に比べて原料層の“スベリ”が少ないため、滞留時間分布がシャープになり、焼成ムラが少なくなります。原料の保有率が高くとれるため、装置がコンパクトになります。 優れたエアシール性能 特殊なシール構造の採用により、キルン内圧±0.5kPaまでシール可能です。 様々な雰囲気下での運転が可能 酸化(空気中)及び、中性(窒素または炭酸ガス)ガスのほか還元ガス(水素)も使用可能。 焼成温度のシビアなコントロールが可能 原料層の温度測定・制御が可能です。また多室式電気炉により各室独立で温度制御ができます。加熱源にガスまたは重油を御使用の場合は熱風循環方式を採用し、省エネを図ります。 多様な胴体材質 キルン胴体には処理条件を考慮して、各種ステンレス鋼、インコネル・ハステロイ等の耐熱・耐食合金を選択致します。 |
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用途
電池材料:Co、Ni、Li系材料など
化学工業:活性炭、カーボン、黒鉛など
無機鉱物関係:レアメタルなど
その他:顔料、セラミックスなど
詳細
仕様
外熱式ロータリーキルン 標準サイズ
型式 | 能力(kg/h) | D(mm) | L0(mm) | L1(mm) | L2(mm) | H(mm) | 駆動モータ |
IRK-02 | 7 | 250 | 3700 | 3200 | 1800 | 1450 | 1.5kW |
IRK-03 | 15 | 350 | 4200 | 3700 | 2200 | 1500 | 2.2kW |
IRK-04 | 30 | 450 | 4800 | 4200 | 2600 | 1700 | 2.2kW |
IRK-05 | 60 | 550 | 5700 | 5000 | 3300 | 1900 | 3.7kW |
IRK-06 | 100 | 650 | 6700 | 5900 | 4000 | 2100 | 3.7kW |
IRK-07 | 150 | 750 | 7400 | 6500 | 4500 | 2300 | 5.5kW |
その他
外熱式ロータリーキルン概略構造図
外熱式ロータリーキルン フローシート(水素還元)
外熱式ロータリーキルン フローシート(脱カーボン)
バッチ式ロータリーキルン フローシート
本ページの所管部署 機械システム事業部