流動層乾燥装置
本製品の担当窓口 機械システム事業部
概要
乾燥ムラが少なく、安定的に大量処理が可能な直接熱風方式 流動層乾燥機は熱風により、原料を流動化させ乾燥させる直接加熱方式です。構造がシンプルで可動部分が少ないため、安定運転が容易で、大量処理に適しています。 |
特長
流動層内温度が均一に保持しやすく、調節が容易 流動層内では熱風と原料が激しく混合し、熱の伝達が迅速に行われるため、層内温度を均一に保持しやすく、かつ任意に調節できます。したがって品質の劣化、乾燥ムラが少なくなります。 処理能力が大きい 原料と熱風との接触面積が大きく、熱伝達が迅速であるため、熱容量係数が大きく、一般にはha=8,000~24,000程度ですが、表面蒸発乾燥ではha=400,000~800,000におよぶ場合があります。 低含水率まで乾燥可能 滞留時間を数10秒~数時間にわたって調節できるので、長時間をかけて低含水率まで乾燥が可能です。 構造がシンプルで安定運転が容易 可動部分がほとんどなく構造がシンプルなため、安定運転が容易で、メンテナンスコストが抑えられます。 流動層乾燥の特性(風量小①~適切な流動化④~風量大⑥) |
用途
樹脂ペレット、ポリマー
食品添加物、麦芽糖、ブドウ糖、グラニュー糖、アミノ酸、小麦粉等
無機化合物、無機鉱物
金属酸化物
肥料
その他
連続流動層乾燥装置の構造
- 難流動化原料でも処理できます
- 粗大粒子を連続して分離排出できます
- 適切な乾燥製品が得られます
連続流動層においては、粒子の滞留時間に分布が出てきます。このため乾燥製品の水分にも若干の分布があります。この水分分布は、流動層が多段化または多室化するほど小さくなることが知られており、このため多段流動層や多室流動層にすれば、実質上支障のない範囲の分布に抑えることができます。
横型多室式連続流動層乾燥装置(撹拌機付) |
粗粒のアンダーフロー排出機構 |
横型多室式連続流動層乾燥・冷却装置
本ページの所管部署 機械システム事業部