ボールミル/乾式・湿式粉砕機
本製品の担当窓口 機械システム事業部
概要
乾式・湿式粉砕のいずれにも適用範囲が広く、 ボールミルは円筒型胴内に粉砕媒体(鋼球、シルペップ、ペブル)を入れ、胴体を回転させながら粉砕するもので、構造が簡単かつ取扱いが容易で大型機を製作できることから、乾式・湿式のいずれでも非常に広範囲に渡って使用されています。 |
特長
オーバーフロー型 出口側トラニオンより粉砕物をオーバーフローさせて排出する型式で、機械式分級機あるいは湿式サイクロンと組み合わせて、閉回路粉砕用として広く用いられています。また再摩鉱その他特殊用途のために開回路で使用されることもあります。一般に150~200mesh以下の微粉砕に適しています。 グレートディスチャージ型 胴体の出口部分にグレート(格子)を設けたもので、オーバーフロー型に比べて過粉砕が少なく、一般に60~100mesh程度の粉砕に適しています。 コンパートメント型 胴体を長くして、その内部をグレートで2~3室に分割したもので、25mm前後の粗粒から200mesh程度の微粉を得るのに適しています。 バッチ式での使用 特に超微粉を得るのに適しています。 |
用途
鉱山関係:各種無機鉱石
窯業関係:各種原料、セメント
製錬関係:各種からみの粉砕
発電関係:燃焼用微粉炭
化学関係:コークス、イルメナイトなど
詳細
機能
ボールミル/乾式・湿式粉砕機 フローシート
仕様
ボールミル/乾式・湿式粉砕機 仕様
サイズ | 内径×長さ (mm) |
ボール投入量 (Ton) |
胴体回転数 (min-1) |
消費電力 (kW) |
モータ出力 (kW) |
能力 (T/h) |
|
A | B | ||||||
1212 1515 |
1200×1200 1500×1500 |
2.05 4.15 |
32.0 29.0 |
16.5 35.8 |
18.5 37 |
1.5 3.5 |
1.3 3.1 |
1818 2121 |
1800×1800 2100×2100 |
7.4 11.7 |
25.3 23.0 |
65.3 106 |
75 110 |
6.6 11.0 |
5.8 9.6 |
2424 2430 |
2400×2400 2400×3000 |
17.6 22.0 |
21.4 21.4 |
167 209 |
190 220 |
18.0 22.4 |
15.8 19.6 |
2727 2733 |
2700×2700 2700×3300 |
25.4 31.0 |
20.1 20.1 |
250 306 |
260 340 |
27.5 33.7 |
24.1 29.6 |
3030 3036 |
3000×3000 3000×3600 |
35.0 42.0 |
18.8 18.8 |
350 420 |
375 450 |
39.5 47.3 |
34.6 41.5 |
3236 3242 |
3200×3600 3200×4200 |
48.0 56.0 |
18.0 18.0 |
484 565 |
510 600 |
55.5 65.0 |
48.7 57.0 |
3442 3648 |
3400×4200 3600×4800 |
63.5 81.5 |
17.5 16.6 |
655 845 |
700 900 |
75.5 99.0 |
66.0 86.0 |
3848 4051 |
3800×4800 4000×5100 |
91.5 108.0 |
16.2 15.8 |
960 1160 |
1000 1200 |
113.0 139.0 |
99.0 122.0 |
能力はWi-13kWH/MTの鉱石を湿式閉回路にて
A:原料の80%通過粒度10mmを製品の80%通過粒度200μ(約65mesh)に粉砕する場合を示します。
B:原料の80%通過粒度0.8mmを製品の80%通過粒度74μ(約200mesh)に粉砕する場合を示します。
但し原料粒度はミルに対する新供給量を、製品粒度は分級機オーバーフローを、処理能力は新供給量(分級機オーバーフロー)を示します。
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