さや管推進工法「EPS工法」(GX形・NS形ダクタイル鉄管用)
本製品の担当窓口 パイプシステム事業部
概要
推進工法で耐震性能を発揮! GX形およびNS形継手の性能を開削工法と同様に発揮させる、耐震管用の「さや管推進工法(EPS工法)」です。 |
特長
簡単・確実 継手接合に必要な工具で推進力伝達リングを取付けられ、特殊工具・特殊技能を必要としません。 スピードアップ 工事完了後、推進力伝達リグを取り外す必要がなく、後工程が全く不要です。 ローリング対策 キャスターが全周に均等配置されており、ローリングしても推進力の増加がありません。 カーブ推進も可能 推進力を伝達する樹脂発泡体が継手の屈曲を柔軟に吸収します。
NS形管の管長別可能曲率半径(m)
GX形管及びNS形管の継手性能
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詳細
機能
推進力は挿し口に固定されたサドルバンドからEPSリングを介し、受口に伝されます。EPSリングは推進に必要な耐荷力を備えており、推進中に潰れてしまうことはありません。地震などで耐荷力以上の圧縮力が作用するとEPSリングは圧壊し、継手が圧縮されます。
その他
推進力伝達リングの構造
本工法の特長は、既存の耐震管に推進力伝達リングを取付けるだけで、今迄の推進工法にはなかった圧縮方向の伸縮性能が得られます。この推進力伝達リングは、サドルバンド、キャスターおよびEPSリング(発泡ポリスチレン樹脂)で構成されており、サドルの締結部にキャスターを取付けることで、推進力を極めて小さくできます。このためEPSリングのような圧縮強度の小さい材料でも継手の圧縮代を確保しながらさや管内に挿入することが可能となります。EPSリングは、地震などの大きな力が作用すると圧縮されて継手を自由に伸縮させることが可能です。
さや管の適用口径と管種
GX形・NS形 | ||
呼び径 mm |
さや管最小口径 | |
ヒューム管 | 鋼管 | |
75 | 250 | 200 |
100 | 250 | 300 |
150 | 300 | 350 |
200 | 350 | 400 |
250 | 400 | 450 |
300 | 500 | 500 |
350 | 600 | 600 |
400 | 600 | 600 |
450 | 700 | 700 |
NS形 | |
呼び径 mm |
さや管長最小口径 |
ヒューム管、鋼管 | |
500 | 900(800)※1 |
600 | 1000(900)※1 |
700 | 1100(1000)※2 |
800 | 1200(1100)※2 |
900 | 1350 |
※1 エアミルク等の配管が不要の場合
※2 専用サドル使用の場合
NS形EPSリングの圧壊試験状況 |
本ページの所管部署 パイプシステム事業部