切管端面防食材「防食ゴム」
本製品の担当窓口 パイプシステム事業部
概要
シンプルな構成で、施行効率大幅アップ! 防食ゴムはダクタイル鉄管の切管端面防食をより確実にそしてスピーディに行うため、新たに開発したもので、NS形、K形の小口径管に適用可能です。 |
特長
従来の補修塗料を用いる方法に比べ、特に冬場の施工時間が短縮できます。(最大10分の1) 切管端面を完全に覆う構造になっており、防食機能が低下しません。 取り付けが簡単、確実で、熟練を要しません。 水場であっても取り付けには全く支障がありません。 NS形、K形の各継手に対応できます。 |
詳細
性能
防食性能
防食ゴムを使用した場合と使用しない場合では、防食効果に歴然とした違いが見られます。
水道水通水試験(1年経過後)
NS継手解体後の状況 |
防食ゴムを取り外した状況 |
防食対策を施さなかった場合 |
その他
構 成
構成部品は、防食ゴム本体と固定リング、溝用テープ(NS形のみ)になります。図はNS形用およびK形用防食ゴムの取り付け状況です。
施工時間
防腐ゴムによる新工法 | 補修塗装による方法 |
φ75,φ100・・・・・・4分 φ150~φ250・・・3分 |
夏場 約15分 冬場 約30分 |
適用範囲
内面塗装 | 形成する挿し口の接合形式 | 管種 | 呼び径 | |
エポキシ粉体 | NS形 | リベットタイプ | 1種 | 75~250 |
K・T | 1・3種(兼用) | 75~350 | ||
モルタル | NS形 | リベットタイプ | 1種 | 75~250 |
K・T | 1種 | 75~350 |
(注)色で示す形式はJDPA Z 2017-2006規格品。その他は同規格準拠品。
継手内の防食構造と挿し口先端への取り付け状況
NS形継手内の防食構造 |
K形継手内の防食構造 |
NS形用防食ゴムの取り付け状況 |
K形用防食ゴムの取り付け状況 |
材質及び水質衛生性
名称 | 材質 | 水質衛生性 |
防食ゴム本体 | EPDM | JWWA Z 108 適合 |
固定リング | SUS316(バネ鋼) | |
溝用テープ | ポリプロピレン |
本ページの所管部署 パイプシステム事業部