ウクライナ国緊急復旧計画で自走式破砕機等を供給
2024/03/01
株式会社栗本鐵工所（本社：大阪市西区、代表取締役社長：菊本一高、以下「当社」）は、独立行政法人 国際協力機構（本部：東京都千代田区、理事長：田中明彦、以下「JICA」）が実施するウクライナ国緊急復旧計画を通して、FINLAY社※1製・MDS社※2製の自走式破砕機および自走式選別機などを供給することといたしましたのでお知らせします。
当社は、これまで培った販売網を活かし破砕・選別機器を供給することにより災害の復旧・復興支援に貢献します。
１．背景
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、早急な復旧支援が求められています。当社は増え続ける同国の緊急復旧ニーズに対応するため、JICAが実施する「緊急復旧計画 フェーズ2」に貢献すべく、復旧に向けた基盤整備（瓦礫・災害廃棄物処理等）に必要な資機材を供給します。
２．提供内容
今回当社が供給する機器は、侵攻により発生した大量の瓦礫類を破砕・選別し、道路用リサイクル資材等の生産や混合廃棄物の適正分別などに活用される予定です。
３．提供機器
| FINLAY社製 | 自走式ジョークラッシャー |
|---|---|
| FINLAY社製 | 自走式インパクトクラッシャー |
| FINLAY社製 | 自走式スクリーン |
| MDS社製 | 自走式トロンメル |
４．災害復旧における当社の取り組み
当社は2012年にFINLAY社と輸入代理店契約を締結し、災害時の復旧活動に貢献できる自走式の破砕機・選別機などを販売しています。当社が取り扱う自走式機器は、動力源（エンジン）と走行機能を搭載し、被災地において即座に復旧活動に着手できるため、様々な現場でご活用いただいています。
昨年にはFINLAY社と同様TEREXグループ※3の自走式トロンメル専業メーカーであるMDS社及び、小型ラインナップを有するEvoQuip社※4とも輸入代理店契約を締結し、これまで以上に幅広いソリューションの提供が可能となりました。
当社は今後も破砕・選別作業における経験およびノウハウと、幅広いラインナップを活かし、国内外の災害復旧活動に貢献してまいります。
以上
※1 FINLAY社 自走式破砕機、選別機を製造・販売（英国・北アイルランド）https://www.terex.com/finlay/ja/
※2 MDS社 トロンメルを製造・販売（アイルランド） https://www.terex.com/mds/en/
※3 TEREX社 各種マテリアルハンドリング機器を製造・販売（米国・コネチカット州）https://www.terex.com/
※4 EvoQuip社 小型に特化した自走式破砕機、選別機を製造・販売（英国・北アイルランド）https://www.terex.com/evoquip/en/
本件に関するお問い合わせ
株式会社栗本鐵工所 素形材エンジニアリング事業部
電話 06-6538-7304
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