神戸市水道局にて試行の新たな入札契約方式(管路DB)における基本契約を締結
2020/11/04
神戸市水道局にて試行の新たな入札契約方式
(管路DB)における基本契約を締結
株式会社栗本鐵工所(代表取締役社長:串田守可)を代表企業とする共同企業体(以下「当企業体」)は、神戸市水道局が試行する新たな入札契約方式による設計業務・工事請負一括発注(管路DB)で発注した「中央(東町他)配水本管取替事業」について、10月28日付で基本契約を締結しました。
1.事業概要
事業名称 :中央(東町他)配水本管取替事業
入札方式 :制限付一般競争入札(事前審査型)
事業方式 :設計業務・工事請負一括発注方式(管路DB)
契約方式 :多段階契約方式(設計業務請負契約と工事請負契約を段階的に締結)
業務内容 :設計業務(神戸市土木積算システムを利用した工事価格の積算含む)及び工事請負
市内2工区で経年化した配水管を開削工法で耐震管に更新するもの
管路延長:呼び径75mm~900mm×約1.3km
ダクタイル鉄管NS形及びGX形 他)
予定事業価格:3.99億円(消費税相当額を除く)
契 約 者 :栗本鐵工所・港建設・安藤建設特定建設工事共同企業体
2.背景
神戸市水道局は、経年化した配水管を開削工法で耐震管に更新する配水本管取替事業を新たな入札契約方式となる設計業務・工事請負一括発注方式(管路DB)で発注しました。
新方式の特徴は、請負率を設定して入札する、制限付一般競争入札である他、設計業務及び工事請負契約を段階的に締結する多段階契約にて実施するもので、事業期間の短縮や事務処理の効率化について分離発注と比較し検証を行う試行事業となります。
これを受け、当社は神戸市配水管工事の経験豊富な港建設(株)・安藤建設(株)と特定建設工事JVを結成し、さらに、(株)吹上技研コンサルタントとコンソーシアムを結成。
地震などの災害時でも管路機能が損なわれないダクタイル鉄管NS形及びGX形の使用に加え、神戸市水道局と共同研究にて開発を行った、「水道管工事施工管理システム」(Photoruction Water)を導入し、現場での簡単なタブレット操作で写真台帳や工事書類の作成ができるICTの活用などを通じて、安全かつ効率化な現場管理を実施します。
3.事業期間
2020年10月29日~2022年9月30日
当社は、今後も人々の生活を支える上水道という社会インフラの維持更新に向け、ダクタイル鉄管の管材メーカーとして材料の安定供給に加えて、110年の歴史で培われたノウハウを活用し、調査、設計、施工といった幅広いソリューションを提供してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ
株式会社栗本鐵工所 鉄管事業部 管路ソリューション部
電話 06-6538-7615
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